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日沿道見学会

 日本海沿岸東北自動車道(通称日沿道)の建設を促進する青森・秋田・山形・新潟の4県議会協議会という組織がある。毎年、国土交通省やNEXCO東日本への陳情・要望活動や意見交換をしていたが、今年はコロナ禍で東京への陳情を取り止め、現地見学会を山形県で開催する事となった。本県からは加藤鉱一議長、渡部英治議員と私の3人が会場のあつみ温泉へと向かう。
 
 日沿道は新潟市から青森市までの約322kmのうち開通済が252km(78%)、事業中区間が70kmある。今年の12月13日には大館能代空港から蟹沢ICまで7キロが開通し、山形県の酒田みなとIC〜遊佐間も同日開通の予定であり、残りは60km程である。

 

あつみ温泉「たちばなや」で意見交換と説明会を行い、視察場所である大岩川トンネル工事へと向かう。


 日沿道の最大の難所は山形県と新潟県の県境である。現在山形県側はあつみ温泉ICまで、新潟県側は朝日まほろばICまで開通しているが未開通区間がまだ40.8kmある。ここは地形的にも難所が多く全部で18本のトンネルが計画され必要な事業費は1千億円を超えるという。    
 本日見学の大岩川トンネルは未開通部分の山形県側で、あつみ温泉から鼠ヶ関に抜ける約1kmのトンネルであるが、既に貫通を終えており、トンネルの全長を歩きながらトンネルの工法などの説明を受ける。
 日沿道の時間短縮効果は全線で約5時間とされる。新潟〜青森間が一般道で約10時間掛かっていたものが、高速道路だと5時間になる計算だ。今年度末で未開通部分は60km程になるので時間短縮は4時間、所用時間は6時間程度と見込まれる。
 東北の高速道路整備は太平洋側や中央部が先行し日本海側の整備は大きく遅れを取った。日沿道の整備を機に日本海側の交流や物流を再構築し発展に繋げたいものだ。  
author:北林丈正, category:議会, 16:00
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