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森吉山山開き

毎年恒例の森吉山山開き登山が行われ参加する。旧森吉スキー場の駐車場に車を停め、まだ1m程もある残雪の上を歩いて山頂を目指す。

1時間半程で標高1,264m「一ノ腰」に到着すると、南方はるか彼方に鳥海山がくっきりと姿を現わす。

神社では神事が行われ、関係者約50人が今シーズンの安全を祈願する。

神社隣にある避難小屋で昼食をとり山頂を目指す。気温は10度から15度位だろうか。シャツ一枚でも汗ばむ位だ。

山頂からは360度パノラマ絶景が広がる。 西方から時計回りに見ると、男鹿半島、白神山地、岩木山、八甲田、早池峰山、岩手山、秋田駒ヶ岳、鳥海山などなど、山頂の方位盤に彫られた山は全て見る事が出来き、しばし時間を忘れて眺望に酔いしれる。何度も森吉山には登ったがこれ程の天気と眺望に恵まれたのは初めてだ。

青空と残雪、青森トドマツのコントラストは見事。

森吉山は比較的なだらかで、見通しが良い為、残雪のあるこの時期は、どこでも自由に歩く事が出来る。また雪も新雪と違い締まっている為登山靴でも大丈夫。登山道を歩く夏場の登山とは一味違う春山登山は、数多い森吉山の魅力の一つだ。
author:北林丈正, category:行事, 17:30
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