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葛黒火祭りかまくら


約三百年の伝統をもつ「葛黒火祭りかまくら」が一昨年に復活した。その時の感動が忘れられず、今年も復活劇を体験しに七日市葛黒地区に出かける。


午前中に近くの山から切り出した木に、稲わらや竹、豆殻などを巻きつけ、午後3時からはいよいよ大勢での立ち上げ作業だ。
七日市もご多分にもれず雪不足とここ数日の雨で、会場となる水田は代掻きをしたようにズボズボ状態。安全面を考慮して実行委員会では中止も考えたようだが、やはりやめる訳には行かず、ご神木を小さめにして実行となった。

ところが、開始から間もなくロープを引くとご神木の枝の部分が折れてしまう。木が小さい為枝が細く強度不足のようだ。折れた枝を切断し再び立ち上げ作業に入るが、足元が悪く、ロープの引っ張る方向も思う様にならずご神木は横に倒れてしまう。
苦肉の策で巻き付けた藁などを切り離し、ご神木のみを立ち上げ、周りに藁などを積み上げて完成。


午後6時には予定通り点火され、集まった子供たちが「かまくらのごんごろう!」と何度も叫ぶ。
3百年続いた中で、今年の様な暖冬が何度あったか知らないが、異例ずくめの祭りとなった。
堀部実行委員長はご先祖様に申し訳ないと意気消沈だが、これは誰のせいでもない。悪条件の中で最善を尽くした実行委員会の皆様には頭が下がる。平成28年の火祭りかまくらは後世に語り継がれることだろう。
author:北林丈正, category:行事, 21:21
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