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クルミに赤ちゃん誕生
 
 昨年春に釧路市動物園から男鹿水族館GAOに「嫁入り」した'クルミ’に赤ちゃん誕生のニュースが昨日駆け巡った。今年4月に豪太との間に繁殖行動が確認され、出産に備えていたとは聞いていたが、白クマの出産は極めて難しいと聞いていた為、実現するとは正直思っていなかった。
 男鹿水族館が、県議会で産業労働委員会(現在は産業観光委員会)の所管だった為、昨年'くるみ’と'豪太’の結婚式に参列し、昨夏には'くるみ’の生まれた釧路動物園を訪れ、園長の山口良雄氏の話も伺っていた為、感無量である。
 
 白クマは世界的に極めて貴重な動物となり、国外からの輸入はほぼ不可能となった為、国内の動物園にいる繁殖可能な白くまを掛け合わせて増やす取り組みが行われている。
 2011年4月現在で国内には23施設に45頭の白クマがいるが、繁殖可能な白クマはごく僅か。クルミは今月26日で16歳を迎えるが、過去に釧路動物園で繁殖行動は確認されたが出産には至っていない。豪太とはいい組み合わせで期待が持てるとは聞いていたが今回が初の、しかも高齢出産である。
 白クマは育児放棄をしたり、母クマの下で圧死したりする事も多く、生後6ヶ月までの生存率は10%しかないとのデータもあるが、今日の報道では赤ちゃんの鳴き声も聞こえ授乳を初めているようだ。

 クルミをわが子のように育て、嫁に出した釧路動物園の山口園長他関係者の方々はどんな気持ちで出産のニュースを聞いただろうか。
 またGAOの関係者の方々の苦労は察して余りある。
 
 今はただただ赤ちゃんが順調に育つことを願うばかりである。
author:北林丈正, category:思うこと, 22:43
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