RSS | ATOM | SEARCH
かづの牛の魅力を語る夕べ
県庁近くにあるみずほ苑にて「かづの牛の魅力を語る夕べ」が開催され佐竹知事、児玉鹿角市長、畜産関係者、県関係者ら80人余りが参加した。
 かづの牛の歴史は古く、江戸時代に尾去沢鉱山などで産出した銅を背中に積んで青森野辺地港まで運んだ'南部牛’にさかのぼる。明治に入るとイギリス原産の'ショートホーン種’を輸入して品種改良を重ね昭和32年には「和牛」として認定される。現在、岩手、青森、秋田、北海道で約9,700頭が飼育されているが、「黒毛和牛」に比べるとシュアは低く、全国の和牛シュアの0.5%に過ぎない。

 会に先立ち主催者の加藤義康県畜産組合長が「かづの牛は放牧しているので足腰が強い。また母乳の出が良く、自分の子供だけでなく他種の小牛にも乳を与える大らかさがある。脂肪が少なく健康にも良いかづの牛の生産・販路拡大に取り組んでいきたい」と挨拶。

 続いてプロジェクターを使った説明や、取扱店「肉のわかばマイスター」大門社長から消費者の評判などについて話があるが、熱烈なファンも多いとの事。

 自分もまだ食したことのないかづの牛。果たしてどんな味か?

 前菜「ジュンサイ玉子豆腐」に続いて最初はローストビーフから。
 見た目の通り、しっとりとして適度に油が乗って歯ごたえもある。絶品と言っても差し支えない味だ。

 次は牛もものしゃぶしゃぶ。脂身は殆ど入ってないが、バサバサ感もなく適度に柔らかい。

 牛スネ秋田味噌仕立て。煮込みで凝縮された味がずっしり胃袋にたまる感じだ。

 牛バラ焼き。牛丼にしたら最高だ。

 最後は牛ももサイコロステーキガーリックライス
 強火で焼かれた肉は表面が焦げ、中はレア、ガーリックの香りが食欲を誘う。

 和牛と言えば神戸牛や松阪牛など黒毛和牛を指すのが一般的。短角牛である「かづの牛」の存在はあまり知られていないようだが、味の実力は十分。健康指向の高まりもあり今後、消費拡大の可能性は大いにある。生産と販売、一体の取り組みで消費拡大を図りたい。

author:北林丈正, category:秋田の食, 18:04
-, -, - -