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県柔道連盟総会開催
平成24年度の秋田県柔道連盟総会がキャッスルホテルで開かれ出席。

 総会に先立ち表彰式が行われ、23年度に全国や東北大会において活躍した選手や監督また選手育成や大会の開催に功績のあった個人や団体に表彰状が贈られる。
 北秋田市では、第8回日本マスターズ柔道大会 年齢別90kg級で優勝した小坂重人さんが表彰される。消防署に勤務の傍ら鷹巣中学校で後輩の指導にもあたっている小坂氏は今年も優勝を目指すとの事。
 
 高校生はインターハイ女子52kg級3位の阿部菜那選手(本荘高校)や東北地区大会81kg級で優勝した三戸雄生選手(秋田高校)、同73kg級で優勝した大宮勝伍(本荘高校)など6名が受章。代表して三戸選手、阿部選手が挨拶し、今後も稽古を重ね全国で優勝を目指す決意を語る。

 総会では事業・決算報告の他、選手強化や事故防止、柔道着の規格変更などについて質疑を交わすが、特に最近中校生に増えている事故についてはその対応について詳しく説明がなされる。平成23年度も練習中に高校生3名の死亡事故が発生しているとの事で、現場の指導者は事故防止の対策を万全にしなければならない。

 「スポーツ立県宣言」や「観光文化スポーツ部」の設置など県はスポーツの振興を秋田の元気に繋げようと懸命だが、競技力向上はそれぞれの競技団体のガンバリにかかっている。柔道はオリンピックでの活躍も期待されるだけに、秋田県からも全国トップの選手を輩出したいものだ。少子化で競技人口の減少が目立つ本県柔道界だが、関係者の熱意で是非夢を実現して欲しいものだ。
author:北林丈正, category:柔道, 20:49
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