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ハタハタ鮓
ハタハタ
 父はハタハタの鮓が何よりの好物である。毎年ハタハタの捕れる時期になると母は冷たい水に手をさらし男鹿から届いたハタハタを大量に漬け込んでいたのを思い出す。正月過ぎから2月頃まで、父の晩酌の肴はハタハタの鮓と決まっている。
 そんな様子を見て育った私だが、ハタハタ鮓は生臭く、食べたいと思ったことは一度もなかった。が、しかし40を過ぎた頃からか美味しいと感じるようになり、ここ2〜3年はすっかりはまっている。
 妻にも漬け込んでもらい、この時期はビールのつまみに欠かせない。
 今日のは知人から頂いたもの。
 ハタハタ鮓は作る人によって味が全部違う。また同じ人が作っても毎年違う。
 食べる時期によっても違う。母も「今年のハタハタは上手に漬かった」とかそうでないとか毎年言っていた。
 ハタハタ鮓のレシピはどこにも無い様で、そこがまた「はまる」所以か。

 
author:北林丈正, category:秋田の食, 01:06
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