大館北秋田学童相撲新人戦が、大館市釈迦内小学校で行われ、14校から合計108名の選手が参加し熱戦を繰り広げた。
6年生4人が抜けた後、大勢の新入部員で賑わう鷹小チームは個人、団体に総勢19名が参加した。
注目の団体戦、メンバー5人の内2人は初めて経験する相撲大会だ。しかし、周囲の心配をよそに落ち着いた相撲で勝ち星を重ね、予選3試合を3勝13点、参加12校中、山瀬小学校に次ぐ堂々の2位で決勝トーナメントへとコマを進める。
決勝トーナメント1回戦では鷹巣西小に4対1で快勝。
続く準決勝の相手は、強敵大阿仁小だ。5年生の部で今年全県優勝の新屋翔君やわんぱく相撲全国大会出場の松橋和君がいる。
先鋒戦はエース中村佑太郎が松橋君に敗れたものの、二陣戦で澤田友弥が体を活かして勝利。中堅戦、伊東翼は新屋君に敗れたものの、副将佐伯稜弥が踏ん張り大将戦へ。相撲大会初経験の大将、藤島悠斗君の相手は3年生の部で準優勝の柴田敏君だ。
立会いから落ち着いて相手を見る藤島君は、タイミングの良いはたき込みで見事チームを勝利に導き決勝へ。
決勝では強豪山瀬小学校に敗れたものの、見事な準優勝だ。
決勝トーナメント進出が目標だっただけに、うれしい'誤算’に先生や保護者も大喜び。
見ているうちに「相撲」の魅力に'はまった’保護者もいたようだ。
今年の相撲大会はこれで終了。
来年はどんな活躍をするか、自分の子供が卒業しても気になって仕方がない。