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嘱託警察犬

 秋田県警による嘱託警察犬の審査会が新屋の旧秋田空港跡地で開催された。

 嘱託警察犬制度が出来て今年で47回となる審査会だが、今年は強い風と寒さの中で飼い主と愛犬が真剣に審査を受けた。


 追跡の部では、係員が事前に歩いた足跡を臭いを頼りに追い最終地点に置かれたタオルを探し当てる。強風で臭いも飛んでしまいそうだが、十分に訓練を積んだ愛犬は慎重に探しあてる。
 審査会で合格した犬は来年度、警察の要請に応じて出動することとなる。
author:北林丈正, category:活動, 11:48
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登山道整備

今日は森吉山の登山道にある木道を整備するボランティア会に参加する。
午前8時半に森吉山阿仁スキー場山麓駅舎に集合。集まったのは能代工業高校の山岳部20名程と地元山岳会、県、北秋田市の担当者、自然管理人など合計40名を超える。
開会式を行った後ゴンドラに乗り込み山頂駅舎で用意してある荷物を背負う。

主力は高校生。背負子に木道の材料となる木材を括り付け施工箇所の山人平を目指す。小生もボルトをリュックに入れ大勢の登山客らと共に山道を登る。

途中には日光キスゲなどの花畑や残雪も見える。

1時間程で山人平に到着し、昼食をとって作業開始。
折れたり腐ったりした古い木道は取り除き、それ以外の所は古い木道の上に新しい板をスクリューボルトで取り付け、滑り留めの桟木を釘打ちする。
作業中も登山客はひっきりなしに通り、その度に感謝の言葉を掛けられる。 山の上とは言え気温は平地並みに上がり暑さの中での作業は体力を消耗するが、元気な高校生にも助けられ順調に作業は進む。
午後2時頃には予定の作業を終え記念撮影をして下山する。
森吉山の登山客は年々増え、木道や登山道の整備は欠かせない。今回初めて参加したため勝手が良く分からなかったが、来年以降もこうしたボランティア作業があったら是非参加したいと思う。
能代工業山岳部の皆様には本当に感謝いたします。
author:北林丈正, category:活動, 22:00
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コアニティー竣工

上小阿仁村が県との協働事業で建設した集住型宿泊交流拠点施設の竣工式が行われ出席する。

愛称の「コアニティー」は公募の中から選ばれたものだが、小阿仁、コアニチドリなどとコア、コミニティーをかけたものだという。上手いネーミングに感心する。

道の駅の向かい側に建つこの建物は、木造二階建て、延べ床面積1,296平方メートルとそう大きくはないが、実に多様な用途を持つ。
一つは住居としての機能。

部屋にはベット二つの他、台所、冷蔵庫、風呂、洗濯機、トイレなど生活に必要な物は全て揃っている。お年寄りが冬期間暮らす、研修や合宿での短期間宿泊に利用される。またアパートとして賃貸される部屋も6部屋ある。
二つ目はレンタルルームとしての機能。会議の他事業をする人のレンタルルームも二部屋ある。

三つ目は放課後児童クラブの教室として。などである。

階段の踏面には村長がこだわった「CLT」が使われている。

このように住居と一体となったコミニティー施設は全国でもあまり例がないそうだ。高齢化先進地の上小阿仁村がこの施設をどう活用し村の維持活性化に結びつけるか、大いに関心のある所だ。
セレモニーでは上小阿仁和太鼓保存会「鼓響」と東京農大応援団の演奏や演舞が行われ、普段あまりお目にかかれない勇壮で元気な演舞に参加者全員が引き込まれる。

author:北林丈正, category:活動, 13:45
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ジュニアボランティアガイド

惜しくも今年度の世界文化遺産の国内推薦候補を逃した「北海道・北東北の縄文遺跡群」だが、その中のひとつである伊勢堂岱遺跡の縄文館を訪れる。

先月のクマ事故以来、現地の見学は中止されているが、縄文館では小中高生によるボランティアガイドが見学者を案内し好評を博している。

案内してくれたのは小学4年生の桜田さん。今回からガイドを始めたそうだが、豊富な知識で遺跡の説明をしっかりしてくれる。短時間のうちによくこれだけの知識を得られたものだと感心する。説明の途中でクイズも出してくれるが、「伊勢堂岱遺跡にたて穴式住居はいくつあるでしょう」との問いに"ゼロ"と答えると目をまん丸にして正解です!と可愛いいリアクション。
ジュニアボランティアを指導してる中島さんによると北秋田市や大館から40人を超えるジュニアボランティアが集まったとのこと。今月20日まではガイドをしてくれる。多くの人に是非訪れて欲しいものだ。また9月9日には現地で縄文祭りも開催される。世界遺産登録への道は遠いが、地道な取り組みは着実に広がっている。
author:北林丈正, category:活動, 16:58
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縄文世界遺産総決起大会

「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界遺産登録推進総決起大会が衆議院第1議員会館で行われ、4道県から関係者約200名が参加、秋田県からは佐竹知事、米田教育長、県議会議員連盟の6名などが参加する。
始めに推進本部長を務める三村青森県知事が挨拶。続いて国会議員の議員連盟会長の鈴木俊一衆議院議員、高橋はるみ北海道知事、達増拓也岩手県知事、佐竹知事が挨拶。それぞれ世界遺産登録に向けた想いと期待を述べる。

会場には修学旅行で国会見学をしていた函館の中学生6名も参加したが、その中から代表で挨拶した、生徒会長さんの挨拶が素晴らしかったので、ここに全文を紹介させて頂く。
「今日は修学旅行で東京を訪れ、日本の政治の中心、国会議事堂について学びに来ました。偶然にも、北海道北東北の縄文遺跡群を世界遺産へという想いを持った方々の集いが、今日ここで行われ、その集いにお招きを頂きました。私たちの住む函館にも縄文遺跡があります。・・地区の・・.みなみかやべ地区から発掘された北海道初の国宝「中空土偶」また秋田県産のアスファルトが大量に発見された地区など、私たちの地域では「古きを訪ねて新しきを知る」という勉強が本物を通じて出来ます。
また、小学校の時に修学旅行でも青森県の三内丸山遺跡を訪れ、そこで古代の人達の強い生命力、たくましく生きる力を肌で感じました。縄文遺跡は他の世界遺産、例えば姫路城や厳島神社や知床などとは違い、派手さやダイナミックさインパクトでは及ばないかもしれません。少し地味かなと感じる人もいると思います。(笑)でも華やかさや迫力をまとっていない分、古代の人の暮らしぶりや文化を真っ直ぐに感じる事が出来ます。(そうだ、いいぞの声)
そうした縄文遺跡から私は当時の人々の温もりや真面目さ、一生懸命さというものを親近感を持って感じ、想像する事が出来ます。それが他の遺跡・遺産とは一味違う縄文遺跡の大きな魅力だと思います。この貴重な縄文遺跡が世界遺産に登録されて今まで以上にしっかりと管理、保護されて残し、後世に伝えて行く事が出来れば大変嬉しく思います。
私は中学一年の時、国語の授業で言葉がつなぐ世界遺産という題材を勉強しました。その時世界遺産の登録についてはイコモスの専門家が細かく審査する事を知りました。イコモスのみなさんには、縄文文化の魅力素晴らしさを詳しく知ってもらい、感じてもらい世界遺産に相応しいという評価をして頂きたいと思います。
今日ここに思いを一つにして集まったみなさんの大きな夢が叶う事を私も願っています。今日は私達のためにこのような機会を与えて頂きありがとうございます。(満場の拍手)
私も感動しました。

最後は頑張ろうコールで締めたが、登録に向けて大きな推進力になった大会だ。
author:北林丈正, category:活動, 19:55
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縄文世界遺産へ気勢会

<「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界遺産登録推進"気勢"会なる催しが青森市の山内丸山遺跡にある時遊館で開かれ、秋田県議会縄文推進議員連盟を代表して参加する。 4道県17遺跡からなる縄文遺跡群は、これまで世界文化遺産の国内推薦候補に何度もノミネートされながら見送られてきた。課題を整理しながら、伊勢堂岱の縄文館など着々と整備を進めながら望む今年は、正に正念場。秋田県議会でも登録推進議員連盟を全議員参加で先月立ち上げたところだ。 気勢会には世界遺産登録推進本部長の三村青森県知事や国会議員、各県の県議、地元関係者など150人余りが参加。 三村知事は、縄文文化の価値については国際的に十分確立しており、国内候補になれば一気加勢に世界遺産登録へと進むものと思う。現在延3千m2にも及ぶ時遊館の増築工事も進めており、今年は何としても取りに行くと意気込みを示す。 地元の世界遺産遺産を目指す会の若井会長は、縄文文化の解明はここ20年程で急速に進んだ。ライバルは佐渡の金山と大阪の百舌鳥古墳群だが、日本文化の根幹を成す縄文文化を必ず世界遺産へと期待を込める。

最後は地元の津島淳衆議院議院のガンバローで締めくくったが、関係者の熱意が十分に伝わる"気勢会"でした。ユネスコへの国内推薦候補は8月にも決定する。
author:北林丈正, category:活動, 18:35
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秋田牛枝肉共励会

秋田県では統一ブランド「秋田牛」を3年前に立ち上げたが、以来秋田牛枝肉共励会を実施し生産者の意欲やブランド力を高めている。


今日の視察は県議会畜産振興議員連盟の主催で、河辺にある食肉流通公社を訪れ、共励会の様子も見ながら実際に枝肉を間近に見て秋田牛に対する理解を深めた。

ぶら下がっている肉は牛の頭や内臓を取って半身にしたもの。上が後ろ脚で下が前足部分になる。


中央部分には切れ目が入れられ肉質やサシの入り具合が見れる。


今日の共励会には74頭が出品。殆どはA5クラスで品質は最高級ばかり。これはチャンピオン賞に輝いた和泉誠剛さんの牛。父の系統は県の誇るスーパー種牛「義平福」だ。477キロと小ぶりながら落札金額は200万円を超えた。

5年に一度開かれる全国和牛共進会が来年宮城県で開催され、本県からは8頭が出場する予定。
是が非でも優勝して秋田牛振興の起爆剤としたい。
author:北林丈正, category:活動, 22:30
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東京ふるさと森吉会


東京ふるさと森吉会に出席の為、昨晩上京し今朝は久しぶりに「皇居ラン」を楽しむ。日曜日とあって早朝から多くのランナーが走っていた。



走り始めて間もなく、道端に「花の輪案内」と書かれた銘板を見つける。
皇居一周は約4キロだが、その歩道には北海道から沖縄まで全都道府県の花が銘板に刻まれ、ほぼ等間隔に埋め込まれているのだ。


ちなみに秋田県の花は「ふきのとう」で設置場所はパレスホテルの近くにある。



正午から市ヶ谷のアルカディア会館で行われたふるさと会には例年を上回る160人余りが参加。今年は鷹巣、合川、阿仁の各ふるさと会からも代表が出席し花を添える。県も様々な県人会をネットワーク化する事業に取り組んでいるが、北秋田市内のふるさと会の連携も関係者のご努力により高まって来たようだ。

松岡新会長は来年30回を迎えるこの会を300人規模で盛大に行いたい、と挨拶し期日を9月19日に決定。乾杯の後は合川出身の歌手林るり子さんの歌や抽選会、カラオケなどで大いに盛り上がる。
4時間程の会はあっという間に閉式の時間となり来年の再会を誓って会場を後にする。

地方創生の柱の一つである「移住」は、秋田県でも今年に入り大幅に増えているようだが、ふるさと会との繋がりを強化する事は大きな力になるだろう。

author:北林丈正, category:活動, 23:00
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森吉山小又峡縦走

奥森吉から小又峡への縦走トレッキングに参加する。朝7時半自宅を出発し、1時間程で奥森吉へ到着。平成10年に日本ジャンボリーが開催された場所からは残雪をいだく山頂が見える。


 鳥獣センター前で、参加者13名が説明を受ける。ここから三階の滝まで約7キロ、6時間かけてのトレッキングだ。


 最初の2キロ程は、奥入瀬渓流にも似たブナ林と渓流の中を歩く。


 程なく、巨木が次々と出現し目を奪われる。木肌が赤いのは「ねづこ」学名キタゴヨウでヒバに似た葉を持つ。手前の灰色と白のマダラはキタゴヨウマツ。葉が5つあることからこう呼ばれるが、良く見ると針のような松葉が普通の松は2本だが、5本ある。単独で立っているものもあるが、このように種類の違う2本、3本が抱き合うように立っているものも多い。積雪の多い厳しい自然の中では、互いに支え合った方が有利なのだろうか。


 クマの糞が次々に現れる。そう古くはないようだ。

 標柱がクマにやられているが、これだけではなくほとんど全ての標柱が攻撃されている。マーキングの為かそれとも人間が侵入してきた事に対する抗議か。


 奇怪な根を張るねづこ。古い株の上にまたぐように根を張っている。生命の連続のドラマを見るようだ。


 2,3年前の火災の跡も。原因は雷か?


 尾根伝いに歩くルートはスリル満点。深く刻まれた渓谷に足がすくむ。


 いよいよ終点間近。眼下に三階の滝が見える。普通は下から見上げる3階の滝だが、上から見るのも面白い。


 三階の滝は何度も見ているが、今日のは水量、天気共に最高。

 太平湖の船着き場まで15分程歩いて船に乗り、迎えの車で鳥獣センターに戻る。
 今回の縦走コースは、余り人の歩かないコースで自分も初めてだ。多彩な森吉の自然をまた一つ垣間見た。
author:北林丈正, category:活動, 20:30
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最後のお願い
9日間の選挙戦もいよいよ最終日を迎えました。今日は合川の増沢をスタートし森吉、鷹巣を回り最後のお願いをします。ご支援頂いた多くの皆様には心から感謝申し上げます。
author:北林丈正, category:活動, 07:48
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