- 春近し
- 豪華客船寄港
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2018.10.24 Wednesday
県議会の決算委員会も今日で6日目を迎えたが、秋田港では過去最大規模となる豪華客船の寄港があり、一目見ようと早朝土崎へと向かう。
アトリオンに車を停めると、1キロ程先に船体が見えるが、離れていてもその大きさが実感できる。一目見ようと集まってくる人も多数だ。
船の名前は「MSCスプレンディタ」全長333m,総トン数137,936tで2009年に就航した最新の豪華客船だ。
埠頭の近くには県内観光地へ運ぶバスがずらりと並ぶ。ツアー名を見ると、「角館」「増田の蔵」「男鹿半島」などが目立つ。今回のお客様はジャパネット高田が募集したツアーで日本人がほとんど。乗客は3千人程と聞く。横浜を出発して、秋田の前は函館に寄港、この後は金沢、釜山へと向かうという。
秋田舞妓やナマハゲなども乗客を出迎えようと準備する。
近くで見るとその大きさに圧倒される。海に浮かぶ巨大なビルのような感じだ。
残念ながら乗客が降りてくるまで居られなかったが、雰囲気は十分に感じることができた。飛行機とは違うゆったりとした優雅さがある。一度は乗ってみたいものだと思う。
来年はこのスプレンディタが6回の他、クウイーンエリザベスなどクルーズ船の寄港が相次ぐ。お客様の行き先は限定的だが、その経済効果が県内に広く行き渡るような取り組みを進めなければならないと感じながら港を後にする。
- 森吉山頂へ
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2018.03.25 Sunday
毎年冬から春にかけて森吉山に一度は登っているが、今年は天候に恵まれず実現していなかった。
昨日からは天候も落ち着き、最後のチャンスと思い森吉山阿仁スキー場へと車を走らす。到着するとさっそくゴンドラ乗車券を買い登山届けを事務所に提出。
ゴンドラに乗って山頂駅舎を降りると、化粧を落としたアオモリトドマツが素顔を見せている。
山頂駅舎でスノーシューを借りるつもりだったが、樹氷鑑賞も終わり貸し出しはナシ。しまった、カンジキを持ってくれば良かったと思ったが後の祭り。長靴のまま登り出す。
しかし登り始めると雪はかなり固まっていて、表面が氷り付きその上に最近降った雪が薄っすら積もっている状態でカンジキは全く必要無し。
山頂駅舎から15分程で阿仁避難小屋に到着。雪の量は例年並みか?
避難小屋から山頂まで急ぎ足で登る事20分?山頂に到着。足元が固まっていて登り易くこれまでの最短記録更新か。
山頂はいつも通り風が強く寒さが厳しい。携帯電話も数分自撮りしただけで温度が下がり電源が落ちてしまう。
山頂周辺をぐるりと回って見るが、裏側の奥森吉方面にはスキー場と見間違うような斜面が見渡す限り広がっている。樹木の全くない一枚の広大なゲレンデだ。来年はスキー板を持ってきて滑ってみたいものだ(もちろんリフトは無いから自分の足で登らなければならないが)
森吉山の山頂周辺は冬になると低木が雪に埋もれ、どこでも自由に歩く事が出来る。もちろん登山コースから大きく外れる危険なので誘導ポールの近くを歩くが、自由に歩ける爽快感は格別だ。
5月3日の山開き登山を楽しみにしているが、その時まで雪はどれ位残っているか。今日とまた違う姿を見せてくれるだろう。
- 森吉山の樹氷
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2018.01.08 Monday
明日から天気が荒れるのを前に、森吉山阿仁スキー場へと車を走らせる。午前11時、スキー場に到着しゴンドラに乗り込むと青空も覗く絶好の樹氷日和。視界も良く山頂駅舎もはっきりと見える。ゴンドラ周囲のブナ林も美しく雪化粧している。
お目当ての樹氷もこんなに大きく成長。
順路に従って登って行くと次々とモンスター達が姿を現し目を奪われる。
鑑賞コースから更に上を目指して登り始めると、下の方から雪を巻き上げた猛烈な風が吹き上がってくる。20m先の人も見えない程の吹雪に身の危険を感じやむなく下山。山の厳しい自然を体感する。
少し降りて来ると、南方のはるか彼方に鳥海山の姿が見える。天気の崩れる前兆でもあるが、寒波の収まった頃には、モンスター達はどんな姿に変わっているのかが楽しみだ。
- 元旦登山
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2018.01.01 Mondayあけましておめでとうございます。
一年の計は元旦にありというが、新年は朝5時に起きて、2年ぶりに米内沢、倉ノ山元旦登山に参加する。
午前6時、米内沢神社の境内に車を置き、参拝していざ出発。天候は意外にも小雨。元旦登山を始めて20数年になるが雨が降るのは珍しい。年末に積った雪も随分下がって重雪。車から傘を取り出して、暗闇の中を歩き出す。間も無く参加者数人と合流して、まずは麓まで林道を歩く。
麓到着は6時半、いつのまにか周囲は明るくなっていて山頂が見える。ここからは登山道を登るが、積雪が50センチ程度はあるため、用意したカンジキを着ける。
倉ノ山は標高314mしかないが、斜面が急で一気に登っているため、登るのはそう楽ではない。呼吸を整えながらあまり汗をかかない様注意して山頂を目指す。
麓から約45分で山頂に到着。登り終えた爽快感はやはり格別。一番乗りも気持ちが良いものだ。
今年の参加者は7人とワンちゃん1匹。
三吉神社に参拝して、今年の安全と豊作を願う。
昨年12月には元旦登山会の成田会長が亡くなった。また1人会員が減って寂しくなったが、新会長には黒沢さんがつくことにその場で決定。
山頂に着くと雨も上がり、一瞬だか初日の出も顔を見せる。
いつもと変わらぬ里の風景を眺めながら、気分を新たに下山する。
- 地域の伝統
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2016.06.19 Sunday
県議会第一回定例会が終了後最初の日曜日は地域の様々な行事に出掛ける。
最初は七座地区親睦交流体育祭。俗に言うさなぶり運動会である。朝から好天に恵まれたがグランドコンディション不良の為屋内で開催。
前年度優勝の21世紀チームから優勝旗が返還された後、競技に入るが皆真剣そのもの。競技の後はバーベキューを囲んで和気あいあい。
薬師山スキー場の運営を行うなど、当地区の活動と纏まりはピカイチ。スキー場では北鷹高校スキー部が夏期トレー二ングを今年も行うとの事。全国Vを今年果たした選手を地域も支える。
次は阿仁スキー場へ。初夏のお花見登山で駐車場は8割がた満杯。登山客にはタケノコ汁が無料で振る舞われた。
これは犬のゲージで中には登山客が連れてきた犬が入っている。阿仁スキー場にはドッグランも整備されたが、日陰も無い為登山者は愛犬をこの犬小屋に預けて行くとの事。利用は無料だ。
次は根子番楽の特別公開へ。これまで地元での公演はお盆の8月14日のみであったが、今年から6月と10月の第3日曜日にも行う事になった。
会場の旧根子小学校の体育館は150人余りの観衆でほぼ満杯。
約1時間半にわたって「口上」「露払い」「翁舞」「信夫太郎」「三番叟」「鞍馬」「曽我兄弟」「鐘巻」の8つの演目が披露され、伝統の芸能を堪能する。先日秋田市で開催された食と芸能の祭典にも出演した根子番楽。保存会の皆様のご努力には本当に頭が下がります。
今後もこの貴重な郷土芸能を後世に伝えて頂きたいものだと思います。
最後は「萱草七面山」へ。国道端の看板が気にはなっていたが訪れる機会は無く、今回初体験。
国道から曲がりくねった山道を5分ほど進み山の裏側に出ると意外に開かれた空間が現れ、建物が姿を表す。
人気はほとんど無いが、建物や場内は良く管理されている。境内の広さは想像も出来ないが、コケに覆われた杉林の中には幾つものお社があり、急な勾配の通路がどこまでも続いている。
- 元旦
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2016.01.01 Friday
平成28年の元旦は今年も倉ノ山登山で幕を開けた。午前5時半、自宅を出発し車で15分ほどの米内沢神社へと向かう。倉ノ山は標高314メートル、米内沢神社から徒歩で山頂を目指すが、例年と違って積雪が非常に少なく早足でどんどん進む事ができる。40分ほどで山頂に到着し、三吉神社に参拝。今年の参加者は10人に満たずやや寂しい元旦登山だが、北鹿新聞社が取材で同行。後の紙面が楽しみだ。今年も初日の出を拝む事は出来なかったが、白神山地の山々が朝日で輝いていたのが印象的だった。
下山後は北秋田市元旦マラソンに参加。開会式では戸嶋悦男大会会長が挨拶し、全国中学生駅伝で8位入賞した鷹中女子駅伝チームの健闘を称える。3年連続一桁入賞を果たしている鷹中だが、部員紹介ではキャプテンからまだまだ上を目指して頑張りたいと頼もしい言葉が聞けた。
受付ではゼッケン1番を貰いびっくり。正月早々縁起がいいわい。
参加者は当日参加も含めて200人以上はいただろうか。雪道で路面がツルツルだが、転倒に気を付けながら、走り初めの気持ちの良い汗をかいた。
元旦のマラソンは珍しいようで、大館市や秋田市など市外からの参加者も多いようだ。
鷹巣神社では「歳旦祭」
今年一年の家内安全を祈る。
例年に無い穏やかな正月を迎えたが、果たして平成28年はどんな年になるだろうか。
世界の平和と地方創生の実現を願うばかりだがー。
- 新年度始まる
- 手作りのかまくら交流会
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2015.02.15 Sunday昨日と本日の2日間、大太鼓の館前で「もちっこ市」が開催され多くの人出で賑わっているが、会場からそう遠くない自治会では、自治会主催の「餅つき&ミニかまくら交流会」が開かれ住民が交流を深めている。
公園に出来た雪の山を整え、バケツで作ったミニかまくらを周囲に並べる。山の周囲にもローソクを立てる穴が沢山掘られているが、これらは今朝住民が集まって作ったもの。どこにも達人はいるものだ。日が暮れてかまくらに点灯されたら幻想的な景色が現れるだろう。
裏の斜面は子供達にとっては絶好の遊び場。今年は雪が多く山の高さも高くスリルも満点。
恒例の餅つきには子供達が大勢集まり、つき方を教わりながら交代で餅をつく。ついた餅は「あんこ餅」「きなこ餅」「ごま餅」などに美味しく変身し、会館で会食しながら交流を深める。
この冬はいやと言うほど雪に苦労させられているが、こうして利用すれば地域の絆を深める道具にもなる。何より子供が喜んで参加するのがうれしい。世代間の交流を深める事は間違いなく地域の存続につながっていく。
- モンスターあらわる
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2015.01.14 Wednesday連日の大雪から一転し、朝から日が差す絶好の樹氷日和に誘われて森吉山阿仁スキー場に車を走らす。
ゴンドラに乗り込み10数分、山頂駅舎から出るとモンスター達が様々な表情で出迎えてくれる。
これは紛れもなく「ゴジラ」。山頂に向かって吠えているかのようだ。
これは子供を背負ったおばあさんのようにも見える。
シーズン中に滅多にお目にかかれない好天で、テレビ局や新聞社の取材も多数。小生も毎年のように見ているが今年は樹氷の出来るのが早く、造形も面白い。ジッと見ていると本当に生き物のように見えて来るから不思議だ。
阿仁の樹氷は蔵王や八甲田に比べると知名度は劣るが、その魅力は決して引けを取らない。山頂まで樹氷を楽しみながら比較的簡単に登れるのも魅力だ。今年はビジターセンターも建設の予定だが、もっと多くの人々にこの魅力を味わって欲しいものだ。