- 新仙岩トンネル整備促進
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2023.05.18 Thursday
秋田新幹線の仙岩峠部分で計画されている「新仙岩トンネル」の早期実現を目指す整備促進大会が大仙市で開催され出席する。
佐竹知事、期成同盟会長の老松大仙市長が事業の早期実現に向けた決意を述べた後、JR東日本東北建設プロジェクトマネジメントオフィスの古林マネージャーが昨年度から続けている地質等の調査結果について詳しく説明した。
整備が計画されているのは岩手県側の赤渕駅と田沢湖駅間の約15キロ。この区間は地形が険しく豪雨など自然災害で度々運行に支障が生じている。計画では該当区間を新トンネルで結び安定運行と7分の時間短縮を実現する見込みだ。
古林マネージャーは奥羽山脈の地形や地質についても詳しく説明。太平洋側と日本海側から押されて隆起して出来た奥羽山脈は様々な地質が縦に並ぶ破砕帯が多くトンネルを掘るには注意が必要との事。また鉄道の線形は道路と違いカーブや勾配を緩やかにしなければならない為標高の低い箇所で掘られる等専門的な見知で説明。大変参考になった。
説明の後は花火やワインなどでも活躍するカネトク卸総合センター代表取締役、小西亨一郎氏と仙北市田沢湖でインバウンド他観光業を牽引するグローカルプロモーションの佐藤奈央維氏が意見発表。
どちらも秋田に人を呼び込む為に何が必要かが良く分かる素晴らしい発表でした。
- 初セリ
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2022.01.06 Thursday
令和4年あきた総合家畜市場の初セリが行われ、県議会農林水産委員長として出席する。<br />
あきた総合家畜市場は由利本荘市の大内インターチェンジを出てすぐの所にある。自宅からは130キロ程もある為午前6時に出発し、8時半に到着。<br />
初めに加藤社長が主催者として挨拶。あきた家畜市場での子牛の取り引き価格は全国平均より5万円程高く全国から高く評価されている。骨格がしっかりして大きく育つのが特徴と言う。
3本締めの後、さっそくセリが開始される。子牛と言っても体重は約300キロ。中央に引かれてきた牛に参加者が値を入れ電光掲示板に表示される。<br />
1番目は40万円からどんどん値が上がり99万6千円で落札。<br />
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今日は300頭程がセリに掛けられたが、毎月1回セリが行われる。<br />
本県の和牛の生産頭数はまだ多くはないが、規模拡大を目指す経営者も増えていると言う。最近は飼料の高騰が問題となっているが、本県の飼料自給率は約50%と全国平均よりもかなり高い。飼料作物の生産を増やす事でコメの需要減少対策にもなる。<br />
本県農業を足腰の強いものにしていくためには畜産の振興は欠かせない。
- 北鷹高校卒業式
- 「縄文号」お披露目
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2021.02.11 Thursday
秋田内陸縦貫鉄道が観光列車第ニ弾として改修した「縄文号」のお披露目会を覗いて見る。
外観は落ち着いた茶色に縄文土器の代表的なデザインである、渦巻き模様が描かれ縄文のイメージにピッタリ。
座席の間隔はゆったりで、広目のテーブルも付いている。
車内を暗くすると天井に縄文の模様が浮かび上がる工夫も。
トイレもゆったり
こちらは昨年改修した「笑EMI」
車窓の景色を存分に楽しめるシート配置と広い窓が特徴的
萱草の鉄橋に差し掛かると、国道の橋から多くの鉄道マニアが写真撮影している姿が見える。
昨年は小ヶ田駅が「縄文小ヶ田駅」に改名。年内にも世界遺産登録が期待される縄文遺跡群にまた一つ名物が加わった。
毎月第ニ土曜日に「笑EMI」と「縄文号」が連結で運行される予定。
- 葛黒火祭りかまくら
- 森吉山山開き登山
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2019.05.03 Friday
毎年5月3日に行われている山開き、昨年は悪天候で登山が行われなかったが、今年は絶好の登山日和に恵まれた。
午前8時半に旧森吉スキー場駐車場に集合し、登山開始。今年は4月に寒い日が続いた為残雪が多い。小生は下りをスキーで滑ろうと短めのファンスキーとスキー靴を背負って登る。
30分も歩くと下界に山の景色が広がってくる。
スキー場のゲレンデだった所が終わり少し登ると山頂が見えてくる。
スタートから約一時間半、標高1,264m一の腰に到着。ここまで来れば後少しだ。
11時から山岳関係者、北秋田市、東部森林管理署、一般登山客らが集い神事を行う。一番遠くからの参加者は和歌山県からだ。
神社には「令和」を祝うのぼりも。
神事の後山頂へ。山頂からは男鹿新山、岩木山、岩手山、駒ヶ岳、太平山など残雪が残る山々の景色が広がる。
山頂の東側にはスキーに絶好の斜面が広がっていて、久しぶりに春スキーを楽しむ。
阿仁スキー場のゴンドラも連休中営業していてサンシャインコースはまだ滑る事が出来る。
一年を通じて楽しめる森吉山だが、残雪を踏みしめて登る春山登山の魅力はまた格別だ。
- 幸せのイルミネーション
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2018.12.22 Saturday
内陸線の阿仁合駅にまた名物が一つ加わった。今年4月にリニューアルした駅舎の外壁がイルミネーションで飾られたのだ。北秋田市の市民提案型まちづくり補助金を活用して地元有志が発案して完成したのはその名も「幸せのイルミネーション」
中央の縦に流れるラインは安の滝を、左右の4の字は「しあわせ」を表す。今日から3月31日まで毎日点灯する予定だ。
集まった子供達には内陸線の乗り放題チケットや阿仁スキー場のリフト券などがサンタさんから贈られる。
駅舎の改築で賑わっている阿仁合駅だが、地元の人達によるこの取り組みは時期的もナイスヒット。今日の開始式は地味なものだったが、こうした地道な活動が将来に繋がるだろう。
- 金農野球部に県民栄誉賞
- 葛黒の火祭りかまくら
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2018.02.18 Sunday
復活して今年で5年目となる「葛黒の火祭りかまくら」
過去には暖冬で会場がぬかるみ御神木を立てるのに苦労した事もあったが、今年は寒波の襲来で地盤も万全。
今朝近くの山から切り出した御神木には、稲わらが巻かれ竹や笹が取り付けられ、準備万端。高さも例年以上に高く、立ち上げには1時間以上も要したとの事。
会場には特設テントが張られ、ゴンゴロー餅や缶バッチなども売られている。缶バッチは地元の生徒が作ったとの事で1ケ200円。
午後6時、堀部博明実行委員長、津谷市長の挨拶に続いて点火式が行われ、10人程がたいまつに火をもらい、御神木を囲んで「おーい、かまくらのゴンゴロー」の掛け声で一斉に点火。
火は瞬く間にてっぺんまで届き夜空を焦がす。集まった子供達は何度も掛け声をかけながら、燃え盛る炎を見つめる。
燃え残った御神木は細かく刻んで、参加者に配られる。
250年前から伝わる葛黒集落の伝統行事。地域の繋がりを深め、子供達の心の奥底に郷土の貴重な体験を刻んだ事だろう。
- 自衛隊入隊予定者激励会
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2018.02.11 Sunday
大館・北鹿地区の自衛隊入隊予定者激励会が、北秋田市交流センターで開かれ出席する。例年大館で開催されている当会だが、今年は北秋田市で初の開催だ。
平成30年度に入隊するのは、北秋田市出身が7名、大館市が10名、鹿角市郡が3名、秋田市が1名の合計21名。
激励会には津谷北秋田市長、福原大館市長など多くの来賓、保護者らが参加する。
来賓の祝辞、小野寺防衛大臣、佐竹知事のビデオメッセージの他、先輩隊員の激励の言葉が続いた後、入隊予定者を代表して、春日蒼君が「国の平和と安全、世界平和に貢献する為に頑張る。そしてお世話になった地域の人々の為に少しでも恩返ししたい」と誓いの言葉を述べる。
アトラクションでは北秋田市出身の森川1等陸士が起床から就寝まで1日の行動を告げるラッパを披露。
入隊予定者の中には、代表挨拶した春日君始め小さい頃から相撲や柔道などで知っている子も何人かいて、成長した姿に感慨もひとしお。
入隊予定者の成長と活躍を心から願う。